ツレス島とロシニュ島

ツレス島とロシニュ島

ゆたかで変化にとんだ動植物世界は、ツレスCres島の唯一の特徴ではありません。ツレス島には、陸路でクルクKrk橋を渡り、そのあとヴァルビスカValbiskaからメラグMeragへフェリーで行く方法のほか、イストゥラ半島のブレストヴァBrestovaからポロズィネPorozineへ直接フェリーで行く二通りの方法があります。クルク島とならんで、ツレス島はクロアチア最大の島で、海辺沿いのキャンプ場で宿泊施設が利用できます。ドイツのビルド誌が選んだ「世界一美しいビーチ40選」のなかで、ルベニツェLubeniceのふもとにある聖イヴァンにささげられたビーチを、15位にランクインさせたことは、この島のたぐいまれな自然美を裏付けています。島でもっとも有名な郷土料理は、ツレス産ラム肉。島の中央部分には、ヴラナVrana湖が横たわり、ツレス島とロシニュLošinj島の両方の島の家庭に水を供給しています。この湖は、オソルOsorにかかる橋とともに、かつてはひとつの島だった二つの島に共通するむすびつきのひとつです。

 

アドリア海北部の真ん中のロケーションと快適な気候のおかげで、ロシニュ島は「バイタリティーの島」との異名を誇っていますが、この島のキャンプ場に滞在しさえすれば、そのことは容易に納得できることでしょう。この島は、13世紀にいたるまで、無人島同様でしたが、19世紀までには、エリアの主要な海洋拠点のひとつとして発展しました。1996年には、体から塩と汗を拭きとるブロンズの古代アスリート像、アポクシュオメノス像が、ロシニュ島近くの小島、ヴェレ・オリュレVele Orjule沖の海底で見つけられました。これは、きわめて価値の高いブロンズ像で、一時期、パリのルーブル博物館でも展示されました。アドリア海のこの海域のトレードマークといえば、イルカ。ヴェリ・ロシニュVeli Lošinjのブルー・ワールド機関では、イルカと縁組を組むこともできます。

ツレス・タウン

ツレス・タウン -ツレス・タウンは、ツレス島最大の街。湾の奥に位置するこの街は、名高いツレス産オリーブオイルで知られるオリーブ園に囲まれています。街の旧市街の中心部には、細長い建物が立ち並び、「ロッジ」と呼ばれる小さな屋根付き市場では、こんにちでも、地元の人たちが自家製商品を販売しています。

 

マルティンシュチツァMartinšćica

マルティンシュチツァMartinšćica-ツレス島西海岸に位置する島で二番目に大きい街。かつては、クロアチア初のセージのエッセンシャルオイル蒸留所がある場所として知られていましたが、今では、家族向けやキャンプ向けの観光リゾート地として発展しています。街の歴史地区には、聖マルティン教会と16世紀のフランシスコ会修道院のほか、17世紀に建てられたスフォルザSforza家の城館があります。

 

マリ・ロシニュ

マリ・ロシニュ-ロシニュ島の住民たちが、腕のいい船乗りとの名声を得るようになり、広域エリアの海事活動の主要な中心地として進化を遂げていたころ、マリ・ロシニュMali Lošinjは、トリエステに次いで、アドリア海沿岸全域で二番目に重要な港になり、ヨーロッパレベルでも重要な造船業の拠点に成長しました。こんにち、この島の最大集落は、上質な健康ツーリズムとファミリー向けをターゲットとした観光を発展させています。