パグ島北部

パグ島北部

パグ産チーズ、パグ流レース編み、パグ産塩は、この島で世界的に有名なトレードマークの代表です。でも、このほかにもみどころは、もっとあるのです…リカ・セニュ郡とザダル郡に分かれているこの島は、農民たちが放牧地に積み上げ、自然の仕切りとなった石積み垣が特徴的。崩壊している部分もありますが、パグ島には、こうした石垣がもともと何千キロも存在し、この国最多の場所と考えられています。

 

このほかにも、この島にはその長さで最高記録を誇っているものがあります。パグ島の270キロにわたる海岸線は、アドリア海の島のなかで一番長く、このためクロアチアでもっとも入り組んだ海岸線をもつ島のひとつとなっています。砂浜や小石ビーチも数多くあり、このなかには、エンターテインメントとダンスをもとめる人々が世界中からこぞってやってくるデスティネーション、超人気のズルチェZrćeビーチも含まれます。パグ産チーズは、この島固有種のヒツジのミルクから製造され、その独特なクオリティは、島のヒツジのアラカルトメニュ-、島の薬効ハーブに由来するのです。このチーズは、ヨーロッパ各地の見本市で、パグ島とクロアチアを代表し、「イズヴォルノ・フルヴァツコIzvorno Hrvatsko(クロアチア原産製品)」と表示されています。これと同じ表示がされものといえば、バシュコティンBaškotinと呼ばれる甘いハードトーストの一種。修道院の特別なレシピでつくられる伝統の一品です。かつては、パグ島の人々の絆を培ってきた重要な社会慣習の一部として、ミルク入りコーヒーと一緒に楽しまれました。

Ivo Bičina
パグ流レース編みは、15世紀に初めて歴史的記録に記述されていますが、修道女たちとパグの学校によって、このの伝統はこんにちに受け継がれています。
Rajko Peranić
パグの塩田は、アドリア海東沿岸最古と言われ、10世紀に初めて記述が見つかっています。